立 夏
 夏の兆しが見え始める頃 


夏の兆しが見え始める頃

立夏は,さらに3つの候に分けられています。

 

・蛙始鳴(かわずはじめてなく)

5月5日から5月9日ころまでの初候。
「蛙(かわず」はかえるのことです。
田に水が張られ、かえるが鳴きだす時節を
表しています。

 

 

   ・蚯蚓出(みみずいずる)

5月10日から14日ころまでの中候。
みみずが地中から這い出る時節を表しています。
みみずが地中を掘り進むことで、土が耕され、
排泄物をすることによって腐葉土になります。
これらのことによって、いい土壌をつくってくれているんですね。

 

 

・竹笋生(たけのこしょうず)

5月15日から19日ころまでの後候です。
たけのこが生えてくる季節を表しています。
(ここでのたけのこは「真竹」と言われています。)

 

 

上記のように、二十四節気の中で
気象の動きや動植物の変化知らせるのが
七十二候です。
ちなみに、「気候」という言葉は、
この「節気」と「候」からできています。

 

 

 

 

もう夏の始まりです。

 

 

(レポート;六尾 安都子)

 

 

Author: suimag

2 thoughts on “立 夏
 夏の兆しが見え始める頃 

  1. 七十二候の蛙始鳴とは文学的ですねえ。昨日アオガエルを発見、今宵鳴いています。季節のはしりに遭遇した喜びを感じます。
    カエル釣りってわかるかな?糸の先にタバコをつけると、簡単にカエルがかかります。そんな子供の頃を思い出しました!

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