霜降(そうこう)
早朝に霜が降りはじめる頃
晩秋を迎え、北の方では朝霜が降り、
山々は紅葉に染まります。
冷たい風が吹き始め、寒さも次第に厳しくなり、
山では初霜がおりる季節です。
早朝にはぐっと冷え込みます。
ときおり小雨がふり、秋の深まりの物寂しさを感じる頃です。
(初秋の水間寺)
柿(かき)
ビタミンCを多く含み、風邪の予防にもなる柿。
甘柿は大きく四角い形をしているのに対して、
渋柿は先の尖っているような形をしています。
渋柿も焼酎に漬けることにより、渋みをなくすことができます。
(厄除け街道沿いの公園の風景)
珍しい紫色の光沢がある実をつけるムラサキシキブ。
古くから日本に自生して親しまれてきた植物の一つです。
(水間周辺で見た ムラサキシキブ)
『愛され上手』『上品』『聡明』といった花言葉は、
源氏物語の作者として知られる紫式部から
連想されて付けられました。
9月から11月の秋には紫色の実が葉の付け根につき、
ツヤツヤしています。
霜降(そうこう)
風がいっそう冷たく感じられ、地域によっては霜が降りる頃。
暦の上では、秋の最後の節気となり、
霜降が過ぎると、冬がやってきます。