小雪の初候
虹が見かけなくなる頃。
今回の候は、清明の末候「虹始見(にじ はじめて あらわる)」
と対になった候です。
陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなり、
でてもぼんやりすぐに消えてしまいます。
冷たい北風が、木々の葉を落とす頃。
朔風とは北風のことです。
地面に広がる落ち葉は、
季節の移り変わりが感じられます。
(貝塚のみかん)
橘の実が黄色くなっていく頃。
橘とは柑橘のことで、古くから日本に自生していました。
常緑植物であることから「永遠」を意味するとされ、
不老不死の実だといわれていたようです。
小雪の毎年11月23日は宮中や神社などで
新嘗祭(にいなめさい)が行われます。
その年の収穫に感謝して新穀を神様にお供えし、
来年の豊穣を願う行事です。
(水間の田んぼの稲)
(森稲荷神社の新嘗祭)
毎年11月23日は、
宮中や全国の神社で新嘗祭が行われ、
水間鉄道の森駅すぐの「森稲荷神社」でも、
11月23日 8時より、行われます。
ぜひ、お参りしてはどうでしょうか?