芒のある植物の種まきをする頃
芒(のぎ)とは、米や麦等が実ったとき、
その先端にある針状の突起のことを言います。
米の場合は種をまくというより、
苗を植える形になるので、田植えの時期とも言えます。
この頃から、雨が多くなり、
梅雨に入っていきます。
梅雨という言葉は、
梅の実が熟す頃の雨という意味です。
また、
紫陽花は、
梅雨時を象徴する日本固有の花になります。
紫やピンクの花と葉の緑は、
雨に濡れると
一層鮮やかさが引き立ちます。
雨の日の紫陽花もおすすめですよ。
芒種は、始まりの季節と言えます。
特に、芒種を迎える日に物事を始めると
縁起が良いとされています。
種をまき、その植物が成長していく姿から
縁起が良いと言われているのです。
何かを始めるのであれば、
縁起を担いてみて、
この日から始めるのも、いいかもしれませんね。
(レポート;六尾 安都子)